“
2006年からはアニメの輸入を絞っているとのことだが、現在はどうなっているのか。シンポジウム終了後、登壇者のひとりであるブロガー、「『日中文化交流』と書いてオタ活動と読む」管理人の百元籠羊に聞いた。
「身も蓋もない話なんですが、ニコニコ動画が中国のヲタクの視聴スタイルに与えた影響は非常に大きいんですね。みんなで動画サイトを見ながらバンバン投稿する。あるいは違法ダウンロードになりますが、それを見てネットの掲示板に書く。体験を共有する。そうやって見るのがほとんどになっています」
──2006年以降は正規ルートで入るアニメの数は減っているとのことですが、そうすると実際には日本最新の今期アニメが視聴されているということですか。
「そうですね、たとえば『Fate/Zero』のどこが楽しかったとか、『ガンダムAGE』つまんねーとか。『ガンダムAGE』は本当に俺たちの望むガンダムだったのか? と、おまえらは何を語っているんだ(笑)と言いたくなる事態が起こっているんです」
──では、感覚は共有できているわけですね。
「ときどきポロっと分からないところが出てきたりしますね。今期だと『ベン・トー』は日本のスーパーのシステムを知っていなければ(※スーパーで売られている弁当が閉店間際になると値引きのシールを貼られて価格が数十%から半額オフになる)難しいというのと、セガ(のゲーム機)なりなんなりの前提知識が必要になってしまうので。
”